0031_超小型チルトセンサ(オートコリメータ)_使用事例_直角度の測定0031_%E8%B6%85%E5%B0%8F%E5%9E%8B%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5_%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%BF_%E7%9B%B4%E8%A7%92%E5%BA%A6
非接触で角度測定が可能な超小型チルトセンサ(オートコリメータ)は、複数台を組み合わせて
使用することもできます。
例えば、超小型チルトセンサ(オートコリメータ)を直行する位置関係に設置し、
測定対象物の2面の角度を測定することで、瞬時に対象物の直角度を確認することができます。
直角度の測定でテーマがおありでしたら下記よりお問合わせお待ちしております。
現在開発中の製品のご案内です。
現在弊社では、専用ターゲットを用いることで、対象物の位置(X-Y)を非接触、高精度に測定することができるセンサの開発を行っております。
レンズシフトやセンサーシフト方式の手ぶれ補正機能付きアクチュエータなどの検査に対応いたします。
予定仕様につきましては、下記をご参照ください。
※なお、開発中の製品につき、仕様および製品名などは変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
製品のお問合せなどございましたら、営業担当または下記よりお問い合わせください。
当社で扱っているオートコリメータは今までφ20deg(φ1,200min)という測定範囲が最大でした。
今回これをさらに上回る測定範囲φ30deg(φ1,800min)を非接触で測定可能な製品を*世界で初めて
開発に成功しました。
*2021年12月現在、オートコリメータ方式において 当社調べ
用途は
スマートフォン用のカメラ。
なかでもペリスコープカメラやフォルデッドカメラ、または潜望鏡カメラなどと呼称される
光学ズームならびに光学手振れ補正機能をもった駆動時の光学部品傾斜角度検査
ドローン用のカメラ。
カメラを動かすジンバル機構部の傾斜角度検査
LiDAR。
搭載されているMEMSミラーの傾斜角度検査
などを想定しております。
測定の様子は下記をご覧ください。
測定対象物(ミラー)を2軸のジンバルに設置、ジンバルの傾斜角度を測定して
おります。測定値はVGAモニタに表示。測定値を電圧で出力可能です。
(±5V=θ±15deg サンプリング 10kHz)
ご興味おありでしたら下記よりお問い合わせください。
本製品は半導体レーザーを搭載した光学オートコリメータ方式
による非接触角度測定センサです。
装置への組み込みやハンドラ搭載ニーズにも対応するために極
限まで小型化を行いました。
業界でも最小サイズの1機種である当社旧超小型チルトセンサ
(レーザーオートコリメータ)KT-7000シリーズ※1(以下写真)
に対しても25%の容積率という圧倒的に小型化され世界最小サ
イズ※2を実現しました。
※1:KT-7000シリーズ(KT-7060,KT-7030,KT-7015)は現在
販売を終了しております。
※2:レーザーオートコリメータにおいて、2020年10月当社調べ。
本計測センサは画像処理ユニットを付属しており、60fpsの
処理スピードで角度を測定、上位機器へのデータ出力が可能です。
データ用インターフェイスとしてRS-232C、I2Cを、
又DIOも装備し本計測センサ制御やOK/NG出力なども可能です。
PCはもちろんPLCとの接続も考慮されております。
本製品は発売を年末に予定しております。
詳細は下記よりお問い合わせください。
※2020/12/11 製品名称を超小型チルトモニタから超小型チルトセンサに変更いたしました。
圧延ローラの隙間は製品の厚さを制御するために非常に重要です。ローラ両端の隙間を
測定、調整することで均一な厚さの製品を作成することができます。
本測定技術は研磨された2つローラの狭い隙間測定を測定する光学センシング方法にな
ります。
研磨されたローラは測定光が複雑に反射しますので精度良く隙間を測定することが非常
に難しい測定物になります。本製品では光源や検出光学系を工夫することで数百um~の
隙間を非接触、高精度測定を可能としました。
近年では蓄電池の需要が高まっておりますが、蓄電池に使われる材料の均一性は製品の
性能のみならず、安全性の確保につながるということで圧延材料の均一性への注目が集
まっています。計測センサはこの様な製品づくりのお役に立てると考えております。
近年スマートフォンのカメラやドローン搭載カメラなどの光学手振れ補正機構部にレンズや
ミラー、カメラ全体を傾けるアクチュエータを採用するケースが増えています。これらアク
チュエータは比較的大きな角度で傾くため従来市販されているオートコリメータでは測定レ
ンジが狭く、測定ができませんでした。当社では広い視野角度を持ったオートコリメータを
シリーズ化しこれらの測定ニーズに最適なレーザーオートコリメータを提供しています。機
種と対応可能なアクチュエータを以下の表に記載します。
機種名 | 方式 | 測定レンジ | 対応アプリケーション |
AT-5150 | オートコリメータ | ±2.5度(150分) | スマホ潜望鏡ミラ- |
WT-7300 | オートコリメータ | ±5度(300分) | スマホ潜望鏡ミラ-、カメラチルトOIS、
輸送機械用カメラ、ドローン用カメラ |
WT-2600 | オートコリメータ | ±10度(600分) | カメラチルトOIS、輸送機械用カメラ、
ドローン用カメラ |
計画中 | ±20度(1200分) | ドローン用カメラ、MEMS他 | |
計画中 | ±30度(1800分) | ドローン用カメラ、MEMS他 |
上記製品ラインナップには世界初*±10度という広い測定レンジを持つ製品もあります。
従来のオートコリメータ方式では実現が難しかった領域、±5度~±10度という広い角度範囲
を正確かつ高速で測定する機能を有しています。
広い角度測定でお困りのことがありましたらお問い合わせください。
*2018年12月現在、オートコリメータ方式において 当社調べ
光通信デバイスに組込まれる光学部品、発光素子、受光素子のマウント精度を測定することができます。
さらに、付属する観察光学系を使えば、角度測定点を確認することも可能です。
微小光学部品のマウントでお困りの際はお問い合わせください。
レンズを組み立てる際光軸合わせは重要な調整項目です。
当社のチルトセンサ(光学オートコリメータ方式による非接触角度測定センサ)
を使えば組立時のレンズの角度を測定することができます。
(レンズのコバ面にレーザを照射、反射光から角度を測定など)
工程ごとにレンズの角度を確認、調整することで光軸傾きの無いレンズを
作ることができます。
調整対象: 群レンズ、レンズユニットなど
レンズ測定でお困りの際はお問い合わせください。
チップマウンタ等のハンドラは基準面(ステージ面)と平行である必要が有ります。
今までダイヤルゲージや感圧紙を使い長時間かけて調整をしていましたが、
当社の平行度チルトセンサ(光学オートコリメータ方式による非接触角度測定センサ)
を使い上下両面の角度を同時測定することで作業時間を大幅に短縮することができます。
使用方法は簡単、ステージとハンドラの隙間に本センサを挿入するだけで測定が可能です。
また、今までは不可能であった平行度の数値管理ができます。
測定の様子は下記をご覧ください。
詳細は下記よりお問い合わせください。
絶対水準に対する傾きを測定。構造物が垂直に建っているか、規定の角度に装置が
設置されているか等重力に対する様々な角度を測定することができます。
垂直度の定量測定にご使用いただけます。
鉛直方向に対する傾きを高精度に測定できます。